コミュニケーション教育のための教授学習支援プログラム

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プログラム全体の教育目標

 電気工学科ではコミュニケーション科目を3年にわたってカリキュラムを設定しています。その理由のひとつは、一般的にコミュニケーションを得意とする工学専攻の学生は少なく、半期や1年間の受講では運用能力を育成するのに不十分だと考えるからです。また、4年間の大学生活における学生の成長過程に寄り添う形でプログラムを構成すると、大きな効果が見込まれるという理由もあります。1年次は自己と向き合い、大学生としての価値を考えるいい機会で、2年次は社会に視野を向けブレゼンテーションの技術を学ぶのに適しています。大学生としての自己が確立され、卒業が視野に入る3年次では、「技術者」について考えることは大学生活の総括となりえます。それと同時に、異文化との対話に必要な語学力や態度を備えることも重要になります。このように、学生のニーズが高まる時期に適切な指導をおこなうことで、学習意欲を高め、日標とする能力を、速やかに育成することが可能になると考えました。

カリキュラム構成[2010年度入学生]

コミュニケーション論Ⅰ コミュニケーション論Ⅱ プレゼンテーション 技術者倫理 応用コミュニケーション

 新カリキュラムにおいてコミュニケーション関連科目は、1年次から3年次まで継続する形で編成しました。

  1年生での“コミュニケーション論I”では、自分の考えを整理すること、“コミュニケーション論Ⅱ”では、他者の意見を整理することをそれぞれ主眼としています。1年次には1年間を通して、自分の意見を整理し、他者の意見を評価することを通して議論の基礎的な技術を習得することを目的としました。

  2年生前期の“プレゼンテーション”では、効果的に説明するための図や表の作り方などスライドを用いた発表技術を学習、グループでテーマに沿った提案を企画して、幅広い内容に関する調査型プレゼンテーションの技術を習得することを目的としました。また、後期科目の“技術者倫理”では、与えられたテーマについて調査した結果をレポートにまとめ、学生や教員の前で発表をおこないます。事例に関する議論を通して技術者倫理を育むことを目的としています。

  3年生での“応用コミュニケーション”では、英語でのプレゼンテーション技術の基礎を学習します。英語による異文化との対話技術を習得します。

  以上の3年間の科目群は、社会で必要なコミュニケーション能力を身に付けるだけでなく、「考える力」という知的活動の土台を強化することで、他の専門科目と有機的に連携させることをねらいとしています。

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