コミュニケーション教育のための教授学習支援プログラム

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はじめに

 福岡工業大学電気工学科では、普通科以外に工業高校からの入学生も多く、教育背景が多様なことから、平成15年度から1年次に高校から大学への橋渡しとして高校程度の数学と物理学を正規の科日として開講しています。しかし、その平均的な理解度は年々低下してきており、学生にとっては高学年での専門科目の理解も難しくなってきているようです。この原因の一つとして、高校までの授業内容の削減が挙げられますが、コミュニケーション能力の低下も影響していると思われます。「何がわからないのか」という教員からの問いかけに対して、「何がわからないのかわからない」と答える学生が増加しており、三角関数や複素数の概念すら理解できない学生が多くなってきています。

  コミュニケーションには、他者との意見交換の技術だけでなく、自分の考えをまず整理することが必要です。自分の知識を整理することができない場合は、自分でも“わかること”と“わからないこと”の線引きがはっきりとせず、もちろん他者にもそれを明確に伝えることができません。このような理由で、学生は「何がわからないのかわからない」と答えることになると考えられます。

  このような背景から、福岡工業大学電気工学科では、2007年度入学生からの新カリキュラムで、情報処理・コミュニケーション科目群を設定し、従来からあるコンピュータを用いた情報関連科目に加え、 コミュニケーション能力を育成するための講義を開講することとなりました。

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